スペイン王室謹上SDMブランド イベリコ豚ロース ハーフカット ベジョータ 血統100%の特徴
ベジョータグレードのイベリコ豚骨なしロース肉

仕様
・イベリコ豚の骨なしロース肉を使い易いようにハーフカットした商品。ロースハム・ロースト・ステーキ・とんかつ等幅広く使えます。
特徴
・セリニオ・デ・モンタネーラ社がお届けするイベリコ豚(どんぐり規格)商品は、全て
●「イベリコ種血統100%」
●「離乳後の完全自然放牧飼育」
●「16ヶ月以上の長期飼育期間」
の3点を大切に守り、作り上げた“巧み”の名に相応しい高品質なイベリコ豚製品です。
100%純血のイベリコ豚にこだわる訳
・セリニオ・デ・モンタネーラ社がお届けするイベリコ豚は、全て100%の純血です。
『100%純血種は旨みがエクセレント!』
・イベリコ豚の一番の特徴として脂の旨さ、甘さがあります。これはドングリを食べれば食べるほど脂質に蓄えられるオレイン酸に起因します。100%純血種とそれ以下のイベリコ豚の違いは、このオレイン酸を吸収する量にあります。純血に近ければ近いほど、オレイン酸を効率よく多く脂質に吸収することができるのです。このオレイン酸をたくさん含んだ脂は、口溶けが良く、風味が上がり、食べるオリーブオイルとも形容され、たくさん食しても胃にもたれません。
『100%純血種は希少価値』
・一時絶滅の危機に直面したイベリコ豚はそのほとんどが交配種で、現在スペインの規定では、イベリコの血が50%以上含まれていれば「イベリコ豚」と呼べます。
その中で100%純血にこだわっているメーカーはスペインにも数社しかありませんが、このセニョリオ デ モンタネラ社はそのうちの一社です。
【イベリコ豚をご使用の際の注意点】
※イベリコ豚は一般的な豚に比べ脂肪が多いです。
・豚をイメージすると、白く大きな体躯をしております。これは、人工的な交配により家畜化された豚に見受けられる特徴で、実際太って見える体の大部分は筋肉。すべての家畜された動物の野生からの変化は、それを飼育する人間に対して都合が良くなるように、食用部分を増やすため筋肉を増大させ、病気などに強い特徴を持たせることを目的として生み出されるものです。これに対して、野生に近い品種ほど、筋肉は小ぶりで締まっており、脂肪を蓄えやすい。野生では、体内に脂肪を蓄える能力が、そのまま生き抜く力となります。イベリコ豚は、血統が守られてきたため交配が少ない分、一般的な白豚より猪に近い品種です。また、モンタネーラ期間により一般的な豚よりも屠殺月齢が遅いことによって脂肪をしっかりと蓄えます。この脂にはどんぐり由来のオレイン酸が多く含まれ、その融点の低さがトロけるような生ハムを生み出します。
メーカー・生産者など
Senorio de Montaneroセニョリオ デ モンタネーラ
・セニョリオデモンタネーラの主な目的はイベリコ種血統 100%豚ベジョータ規格による最高品質の製品を生産することにあります。
セニョリオデモンタネーラは1992年に創業、現在エクストレマドゥーラ州・アンダルシア州にかけ延べ87,620ヘクタールの樫やコルク樫の団栗原生林を持ち、合計72牧場で組織・運営されております。
セニョリオ デ モンタネーラすべてのメンバーは伝統的な牧場経営者で、純粋なイベリコ豚を専門に毎年「モンタネーラ期」と呼ばれる秋から冬にかけて、自然草木と団栗の中で最終体重まで飼育します。このように、セニョリオ デ モンタネーラはイベリコ種 血統100%べジョータ規格の生ハム・熟成加工品・生肉などを、最も厳格で権威あるエクストレマドゥーラ州団栗原生林飼育証明により原産地証明され管理・保証される選ばれた製品だけを生産いたします。
・セニョリオ デ モンタネーラの製品は、純粋イベリコ種100%と原生林の自然草とドングリだけで生育します。その成育を支えるのがイベリア半島で最も樫などドングリの生息面積の広いバダホス県サルバレオンのドングリ林。ここで、ドングリの実をつける樫やコルク樫の木や、香り豊かな自然草や灌木の中で、また、秋・冬にはさまざまな色調の緑、春には多彩な色合いと肥沃な土壌、そして夏の黄色など、尽きることの無い牧草のモザイクに囲まれてイベリコ豚は、大きく育っていきます。ドングリ原生林で育つイベリコ豚はとても限定されており、これは木々の大きさと密度によります。 一本の団栗の木には約10kgの実がなり、木の生育密度はヘクタール当たり20から60本です。一頭が 充分に成長するのに700〜800kgのドングリが必要です。つまり自由放牧期に一頭当たり2ヘクタール以上が必要になります。これは秋の初めから冬の終わりまで続きます。こうしてこの時期に生体は自然の草とドングリだけをを食べながら50kg以上体重が増加します。