仔牛(ヴィール)
■スタークヴィール/セミ ホワイトヴィール
・・・主にオーストラリア産
品種は乳牛のアンガス、マリーグレー、シャロレーが主
枝肉重量は約70〜100kg
日本でもっとも多く出回っている普及品の仔牛
生後6〜8週間ミルクで飼育された後、成牛と同様に穀物で飼育されます。
生後5ヶ月〜5ヵ月半経過し、およそ70〜100kgの重さに達したときに肉にされます。
穀物で飼育された仔牛は、鉄分を比較的大量に吸収するので肉はピンク色が強く、脂質には独特のクセがあります。
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■ホワイトヴィール
・・・主にアメリカ・オランダ産
品種は乳牛のホルスタイン種や、これにジャージー、アンガスなどを掛け合わせたものが主。
枝肉重量は約90〜100kg。
ホワイトヴィールの生産は、もともとオランダの飼育技術によるもので、酪農家にとっては価値のない雄の
利用方法として始まった。
まず仔牛を3週間ほど母乳で育てた後、15週間粉乳だけを与え、枝肉の重量にして90〜100kgになるまで太らせます。
餌がミルクのみであるため、肉の色が鶏のように白いのが「ホワイト」と呼ばれる所以です。
牧草や土に含まれる鉄分を摂取したり、日光を浴びるだけでも肉質が変わってしまいますので、
個別に仕切った畜舎の中で大切に育てられます。
その肉質はクセがなくて、柔らかい。
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■ボビーヴィール(乳飲み仔牛)
・・・主にニュージーランド・オーストラリア
品種は乳牛のホルスタイン種
枝肉重量は約20〜25kg
仔牛を2週間ほど母乳で育てますが、離乳前に乳のみ仔牛として出荷されます。
その肉質は、極めて繊細で柔らかく、カロリーが低いヘルシーミートといえます。
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