リキッド凍結(液体凍結)

リキッド凍結(液体凍結)とは?

「液体で凍らせる」という手法

 これまで冷凍の常識だった、「冷気(エアーブラスト)にさらす凍結」ではなく、
「冷たい液体(リキッド)に浸す」
凍結法を用いています。

『主な特徴』
熱伝導率が20倍
気体より熱伝導の速い液体を介すことにより、凍結速度はエアーブラストの20倍!
細胞を破壊する時間を与えません。

ドリップが極小
食品のうまみ成分や水分を逃さず、生のままと変わらない瑞々しさを維持します。
エアーブラストでの凍結では、水分が約100〜200ミクロンの氷の結晶と化します。
この結晶形成段階で、食材の細胞を壊し、これが原因で解凍時のドリップを生み、旨み成分や食感を損ないます。
しかし、リキッドフリーザーの凍結方法では、氷の結晶は約5ミクロンと極小であり、肉や魚の細胞破壊を防ぐことに成功!
リキッドフリーザーで凍結された食材は、解凍しても凍結前のフレッシュな肉や魚の状態を損ないません。

自由な解凍方法
完全凍結により解凍方法の幅が広がります。常温、低温、加熱、流水OKで、
特別な解凍庫が不要になります。

リキッドフリーザー凍結品とエアーブラスト凍結品の解凍後


リキッドフリーザー凍結品

エアーブラスト凍結品

リキッドフリーザー凍結品

エアーブラスト凍結品

リキッドフリーザー凍結品とエアーブラスト凍結品の調理
どんなに優れた凍結と思っても、解凍後に焼いてみると肉汁(ドリップ)が上に上がってきます。
だから味が落ちてパサパサ感が出ます。
しかし、リキッドフリーザーによる冷凍品では、細胞が壊れていない為、殆どドリップが出ません。


リキッドフリーザー凍結品

エアーブラスト凍結品

『注意』
シェフプライドでは、液体冷凍機によって凍結された商品を、リキッドフリーザー凍結品の略式表記LF凍結品と記載しております。


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